
🍈長崎・小長井の夏。フルーツバス停とひまわり畑で、静かに癒された話。🍓

「なんだこれは…」と、思わず口から出てしまった。
長崎県諫早市・小長井町の海沿いを走っていると、唐突に現れる巨大なフルーツたち。
メロン、イチゴ、スイカ……。見間違いじゃない。どうやら、これ全部“バス停”らしい。
実際に行ってみて思った。
これはただの映えスポットじゃない。
ちょっと懐かしくて、どこか愛おしい、静かな夏の時間が流れる場所だった。
🍓なぜフルーツ?昭和生まれのローカルバス停が現役

小長井町に点在するこの“果物型バス停”は、1990年、長崎旅博のときに設置されたそうだ。
見た目のインパクトはもちろんだが、それが30年以上たった今でも現役で使われているというのが面白い。
実際に間近で見ると、塗装のひびや窓の曇りに、時の積み重ねが見える。
それがまた、いい。
バスを待つ小学生、地元のおばあちゃん、通り過ぎる地元ナンバーの軽トラ。
そんな“日常の一部”として、そこにある。
🌻夏だけのご褒美。ひまわり畑と並ぶイチゴとメロン


ちょうど訪れたのは7月上旬。
ひまわりが咲きそろいはじめる頃合いだった。
一面に広がる黄色い花々の奥に、メロンとイチゴのバス停が並ぶ光景。
どこか非現実的で、でも不思議と落ち着く風景だった。
夏の空はどこまでも高く、
海から吹く風が、じんわり汗をぬぐってくれる。
道沿いには地元の方が育てたらしいひまわりがそよぎ、蜂が一匹、忙しそうに飛び回っていた。
観光地らしい賑わいではないが、
カメラを構えたくなるような“心の静けさ”がそこにある。
📸スマホでも十分に映える。大人の「遊び心」としての一枚

派手なフィルターやポーズを決めなくても、
この場所は“そのまま”で絵になる。
・ひまわり越しにイチゴを撮る
・メロンバス停の中から、海と山を窓越しに写す
・青空とひまわりの中にぽつんと立つ赤い果実
スマホのレンズを通して切り取る世界が、どれも自然で、優しい。
若い頃のようにがむしゃらに撮るのではなく、構図を決める時間すら楽しめる。
そんな大人のカメラ散歩にちょうどいい場所だった。
🗺️小長井フルーツバス停までの道のり
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 長崎県諫早市小長井町 |
| 季節の見どころ | 夏はひまわり畑、秋にはコスモス |
| バス停種類 | メロン/イチゴ/ミカン/スイカ/トマト |
| アクセス | 車推奨(バス停が数百メートルおきに点在) |
| 駐車スペース | バス停付近に少数あり(路肩など) |
☀気をつけたいこと、ひとつだけ。
一つだけ注意点を挙げるなら、日差しの強さ。
海沿いということもあり、日陰が少ない。
帽子や飲み物は必須。
撮影に夢中になっていると、あっという間に体力を持っていかれるので、無理は禁物だ。
🎒なにかを忘れたような気がしていた僕に、ちょうどいい場所だった
旅をしていると、派手な観光地や最新スポットに目が行きがちだけど、
こういう“ちょっと変わった日常”に触れる時間が、心にしみる瞬間をくれる。
誰にでも見せたいわけじゃない。
でも、誰か一人でも「いいね」って言ってくれたらうれしいような場所。
子どもが「かわいい!」とはしゃぎ、
若者が写真を撮り、
地元の人がバスを待ち、
大人はそっと心をほどく。
そんな、静かで、優しい場所だった。
✍まとめ:夏の終わりに、もう一度行きたい。

海風に揺れるひまわりと、
色褪せないフルーツたちのバス停。
どこか懐かしくて、
どこか新しい。
“映え”という言葉だけでは語れない、小さな町の、忘れられない夏の風景。
次に行くときは、トマトとミカンにも会ってみたい。
スタンプを集めるみたいに、少しずつ巡っていけたらいい。

